【講評】
前半、序盤はともにゆずらず。
ソレイケ、24左サイドからドリブルで持ち込んでのシュートもサイドネット。
前半25分のソレイケキーパーのクリアボールを目の前に飛んできたボールを、酒井根15ダイレクトにロングシュート。
ボールは無人のゴールへ。酒井根1点先制。
終盤、残り3分は、だんだん舌戦も激しくなってきた。
後半5分の酒井根15の左からのセンタリングを11がファーサイドで足で合わせてゴール。酒井根2点目。
後半25分のソレイケ67の左からのセンタリングを24が足で合せてゴール。これで2対1。
後半27ソレイケの二点目はオフサイドで幻のゴール。
結果2対1で酒井根の勝利
【レポート】
前半
立ちあがりソレイケは落ち着いてボールを回し試合を運んでいきました。
試合の入り方を決めた訳ではありませんでしたが、最終戦ともあり全員が慎重な試合運びを
していたように思います。リスクを背負わずパスからの崩しで組み立てて行きます。
フォーメーションは4?5?1です。アツシさんのワントップにボールをいかに納めるかが
ポイントでした。アツシさんのポストプレイは機能していましたが、ポストプレイからどう
展開をしていくのか基本的なイメージがないように感じました。そのためパスが繋がらず形が
作られませんでした。
ソレイケのパスミスから相手にカウンターで攻撃を受けることが多くありました。
ソレイケはヨシヒデさんとイタさんの強力なセンターバックで相手の攻撃を跳ね返していきます。
相手の攻撃には恐さはありませんでしたが、しっかりと止める蹴るはできていましたので容易に
ボールを奪い返すことはできない時間もありました。
相手のディフェンスラインはセンターバックに中心となる選手が機能していたためパスを落ち着
いて回されていました。
膠着状況が続き前半12分位。ソレイケのGKからのパスを相手選手にカットされ先取点を奪われ
ました。気持ち的には落ちることもなくそこから攻撃に転じます。ソレイケもようやくスイッチ
が入った感じでした。
失点後は、ソレイケもリスクを背負った攻撃をするようになり相手ゴール手前までボールを運べ
るようになりましたが、ゴールを脅かすまでには至りませんでした。前半は田代さんのドリブル
からのシュートが一本あっただけでした。
後半
ソレイケはまずは一点と攻撃的に試合が進みます。ワントップに柳沼さん。トップ下にアツシさんに
変更です。後半開始早々に最初のチャンスです。左CKから田代さんからいいボールが上がります。
柳沼さんがヘッドで合わせるもGKにセーブされてしまいます。
そしてその後にもビッグチャンスが到来です!スルーパスから柳沼さんがGKと1対1になります。
しかしGKの死守にあい残念!こぼれたボールに高田が詰めてシュートを打つもGKが戻りキャッチ
されてしまいました。
チャンスがあればピンチあり!その攻撃の直後に右サイドから相手にクロスボールを上げられてし
まいます。ファーサイドの選手がフリー!追加点を許してしまいます。
また前半から相手の口の挑発がありこの頃から試合の雰囲気は悪くなっていきます。
その後のソレイケは攻撃的に試合を進めます。相手の運動量も落ちてきたところでした。
後半15分!その時はきました!
センターラインでボールを持ったボランチの中村さんからバイタルエリアにいたトップ下のアツシさん
に縦パスが入ります。
アツシさんから右サイドハーフのツトムさんパスが渡ります。ツトムさんがドリブルで中央に切り込みます!
左サイドハーフの高田が中央にスライドしツトムさんからパスを受ける!
高田は逆サイドを向き左サイドをオーバーラップしてきたオサムさんへパス!
オサムさんからさらにオーバーラップしてきたイタさんへパスが繋がり敵陣深くへ!
ドフリーのイタさんは落ち着いてゴール前を確認してクロス!!
走り込んできたタシロさんが合わせてゴールです!
6本のパスが繋がって両サイドを経由しグランドを広く使ったすばらしい攻撃でした!
パスサッカーのお手本となるスペースでボールを受けてパス!スペースでボールを受けてパス!の連続から
生まれたゴール!
今後のイメージとして共有したい攻撃ではないでしょうか。
その後もソレイケの攻撃は続き混戦からこぼれたボールをアツシさんが落ち着いてシュートしネットを揺らすも
ゴール前にいた味方選手の関与が認められオフサイドの判定…幻の同点ゴールとなってしまいます。
感動的な同点ゴールでしたので残念でした。
試合は、このまま終了です。1?2で惜敗でした。
結果は残念ですが、目指すパスサッカーの一つを実践できたことが収穫ではないでしょうか。
報告は以上です。記憶が定かではなくチャンスの場面の順序が異なっていましたらすみません。
参加された皆さんの補足をお願い致します。
●個人的な感想
結果論になりますが、この試合は前半に守備的に試合を始めましたが相手によってはリスクを
背負い攻撃的にしても良いように思いました。
相手の裏のスペースへの飛び出しやオーバーラップ等により相手を自陣の奥に押し込むことも
必要に思いました。 |